本ⅰ
□戸惑い
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「ハナの事、ずう～と見てきたからハナ以上にハナの事わかってるつもりだよ」
「えっ？」
「まず、飽きるなんて絶対ない。愛想づかす？そんな事ありえないよ。」
「どうしてそう云いきれるんですか？」
「ずう～と前からハナの事すきだったんだ。どんなに辛くても愛する事をやめなかった自分の気持ちに自信があるから」
「私もタカコさんへの愛には自信があります。愛する事をやめないと…」
「フフフ…うん。」
「タカコさん…」
「これは本当に自分勝手なんだけど、ハナが私しか知らなかった事はすごく嬉しい。」
「本当に…？」
「だって、ハナのあんな事、こんな顔、私1人しか知らないのって 優越感かんじちゃう。」
「//モ～…タカコさんたら…//」
「ごめんね。でも、本当の事なんだ。だから、ハナの唇がどんなに柔らかいか、胸はどんなに甘いか、感じているときはとても可愛い顔をするかなんて 他の誰にも知ってほしくないし、私だけのものにしておきたい。」
「下手でも嫌いになりません？」
「嫌いにならないよ。それに、きっと下手じゃなくなるよ。」
「？？…どうして？」
「だって 私がたくさん愛してあげるから！」
「//////」
「だ・か・ら・ 先生は私。ね！」
「//はい…//」
「いい子！ じゃあ レッスンといきますか？ハナ？」
「…はい」
【完】