本@
□初めての…
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「タカコさん! 素敵な所ですね!」
部屋の窓から、キラキラ輝く海を見ながらハナは興奮していた。
「でしょう。 人のいない時季だから静かでいいでしょう。」
「本当に静かですね。」
タカコに笑顔を向けるハナだった。
ハナは夜の海をぼんやり眺めているとタカコがバスロープをまとい髪を拭きながらやってきた。
「ハナも シャワー浴びておいで」
ハナは目のやり場に困り慌ててバスルームに飛び込んだ。
その様子が可笑しく、タカコはクスクス笑っている。
「ハ〜ナ〜 まだですか?」
「//…まだです。//」
髪も体も洗い終わり、髪も乾かし終わっているのにバスロープ姿でタカコの前に出るのがハナは恥ずかしくて困っていた。
「出てこないなら… 私がそっちに行くけど い〜い?」
「あっ 今出ます。」
戸惑いながらも傍に来たハナをタカコはそっと抱きしめた。
「ハナ ハナのすべてが欲しい…」
甘い声で囁くタカコに、真っ赤になりながらもコックリ頷くハナだった。
「ハナ…可愛い…」
ハナのバスロープを床に落とすと中から雪のような肌の妖精が現れた。
「//タカコさん 恥ずかしい…//」
そう云うと白い肌が桜色に染まっていく。
「綺麗…ハナのすべてが見たい…」
タカコの口づけは額から始まり、徐々にハナの緊張を解いていった。
軽く唇を合わす。
もう一度唇を重ねると舌を絡め始める誘うようにそっと、煽るように激しく口づける。
唇を離すころにはハナからは甘い吐息がこぼれるようになっていた。
タカコの唇が胸の柔らかい膨らみを探し当てるときには甘い吐息がせつない喘ぎ声にかわっていく。
「……タカコさん…」
尚も丹念に愛撫を繰り返すともっと声は切なさをます。
タカコはそっとハナの秘部に片手を伸ばす。
「あっそこは…」
ハナはタカコの手をとめた。
「怖くないからね…足を広げて」
タカコの言葉に困ったように戸惑いながら従うとタカコは隙間に身を沈めハナの感じやすいところに唇をあてる。