ベルマモSS(女体化・15禁)

□美容師さんと泥棒 2
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なんでこの人はこうなんだろう。
部屋に入ってまた驚愕した。
リビングだけで30畳はある。その奥に更に二部屋ほどあるようだった。
が、部屋中凄く散らかっている。
ソファなどの調度品は高級感あるものだったが、それ以外はめちゃくちゃだった。

「ほんとに風邪なおったの?」
「ウンなおった!それよか…嬉しいよ…俺の部屋に来てくれて…」

「うあ!」
天地が一瞬で変わった。

ソファに投げ出されたのだ。
そのまま、首筋に噛み付かれた。
チリッと首筋が痛んだ。
今度は手で首と耳を愛撫しながら、キスしてきた。
(今だ)
マーモンは、イニシアチブを取られ少し焦ったが、唇を割って舌を差し入れた。
粘膜から、直接幻覚を送り込もうと集中する。
その瞬間。

ぐっと腹部に衝撃を受けて、マーモンはうめき声を出した。
彼が腹を殴ったのだ。
「な…にを…」

「コレだろ?」
ばっと着ているカットソーを捲られ、腹部に隠れているものをつまみ出された。
ファンタズマだった。
「アンタのこと、俺が何も知らないとでも思った?」
そのまま、彼はファンタズマをぽいと投げた。
「やめて!!」
ファンタズマのきゅう、という声がする。血の気が引いた。


「悪いけど…、」
「アンタのこと、」


・つづく・
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