獄ツナ小説(BL・15禁)
□「痛くしないで」 ショート。ちょっとしたお話
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ツナの部屋で、ツナの声が静かに響いていた。
最初はため息のような声で…。
「んっ…、ふぅ…」
普段は出さないような、息遣い。
次第に、声は大きくなっていく。
「ふぅ…、あ!痛いっ。もうちょっと優しく…」
「あ…、あ…、そこ、気持ちいい…」
「…ふぅ…、」
「あ…、あっ……っ!」
「あの、十代目。」
「何?獄寺くん」
「あんまり、煽らないでください、我慢できなくなります。」
「な、何言って…俺、そんなつもりじゃ…」
「貴方にはなくても、俺はもう…」