獄ツナ小説(BL・15禁)

□「香」 タイトルそのまま。ショート
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「ねぇ、獄寺くんってどんな香水使ってるの?いい匂い…」
ツナは、前から気になっていたことを聞いてみた。

「香水っすか?日によって替えるんすけど、今日はゴルチェです。」
「日によって替えるんだー。今日の匂い、好きだな。」
「マジっすか?!有難うございます。でも、十代目の香りのほうがもっといい香りですよ。」

真剣な目で、そう言われる。
「へ?俺、香水なんてつけてないよ。」
「そうじゃなくて…もっといいものがありますよ。」
「??」
「十代目の体臭です。」
「え?!俺って匂いすんのーー??自分じゃ分からないんだけど。
それに、男だから、いい匂いなんてしないよ!」
「いえ、十代目の香りは最高です!フェロモンっていうか…、近づきたくなるっていうか、
甘い匂いがします。それに…」
「うわーーー!!通学路で発情するのはヤメテーー!」





END

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