獄ツナ小説(BL・15禁)

□アキフユ
1ページ/1ページ

冬はなんたっていい。
いや、秋もいい。
夏は、十代目をハグしたくても汗をかくばかりで申し訳ない。
(俺は実は汗かきなのだ)

やっと、気温が下がり、悪魔のようだった太陽が嘘のように優しくなり、俺の好きな季節になった。
十代目の誕生日もある。
リボーンさんの誕生日もある。
この間は十代目が、俺の誕生日を祝ってくださった。
俺は泣いた。

やっぱり、秋はいい。
行為のあと、「熱いよ、獄寺くん」と言って押しのけられることもないし、行為中に汗でズルッとすべることもない。

早く冬にならねぇかな。
布団の中で、ぎゅっとくっつきたい。
そして、それ以上のこともしたい。




[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ