獄ツナ小説(女体化・15禁)

□課外授業4・5
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・ツナ視点になります・


教室に、爽やかな匂いのする、初秋の風が入る。
凄く気持ちがいい。
夏も終わって、まだ半袖ではあるけど、秋の気配がしてあたしは嬉しくなった。
暑いのは苦手だから、今の季節が嬉しい。
早く掃除を終わらせて帰ろう。
あとは、バケツの水を捨てるだけ。

水を捨てに行ったら、獄寺くんがいた。
他の人はもう帰って誰もいなかった。

「十代目。早く帰りましょう」
「うん。これ締まったらね」
バケツを掃除用具入れに仕舞う。

と、その時、後ろから抱きしめられた。
思わず冷や汗が出る。

「だ、だめだよ、こんなとこで」
「無理です。我慢できません…キスだけ…」
ずるずると引っ張られ、カーテンの中に引き込まれる。

「わぷ」
カーテンは常に日が当たってるせいか、干した布団に似た匂いがした。
「んん」
柔らかい感触が当たっている。
ぬる、と舌の感触がした。
そのままディープキスされるのかと思ったら、小鳥が餌をつつくような優しいキスをされた。
角度を変えて、何度も柔らかい唇を押し付けられる。
おでこ、目蓋の上、ほっぺた、そしてまた唇の上。
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