獄ツナ小説(BL・15禁)

□「碧」 男娼パラレル 15禁
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そして、2時間半が過ぎる頃、やっと彼は起きた。
「スミマセン…寝てしまって。今何時ですか?」
「もう10時前ですよ。あと30分しか時間がありません。」
「じゃ、延長します。」
彼はこともなげにそう言って、黒の牛革の財布(ドクロのついたやつだ)から
お札を抜いて俺に渡した。

「よく寝てましたね。疲れてたんですか?」
「ホント、スミマセン…。二日で2時間しか寝ていなくて…」
「に…じかん?!!」
「カフェのスタッフが足りなくて…。」
驚愕した。俺なんて、1日8時間は寝てるぞ。
休みの日なんて10時間以上寝てる。

そのまま、二人でベッドに寝転んでくっついてまた、色んな話をした。
俺が、彼のことを思い出せなかったことを正直に言うと、少ししょんぼりしていたが、
まぁ仕方ないですと言っていた。
そして、ベッドで二人でくっついていると困った変化が起きてきた。
俺の下腹のほうに、熱が生まれてきたのである。
俺は、彼にキスをした。
前と違って、ディープなやつだ。
彼はびくり、と震えていたが、舌を絡めてくれた。
凄く気持ちがいい。
気持ちが高ぶるそのまま、彼の前の部分に手を伸ばす。
反応していた。
嬉しい。
ジッパーを開け、それを開放させると、思い切って口に含んだ。
シャワーを浴びてなかったが、まあいいか、と思った。
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