RYUGA

□第一章
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人間は自分達の住む次元を三次元と言い、アニメなど画面の中や紙に描かれた世界を二次元と呼ぶ。


人ならざる者

人間の言う妖怪や神、悪魔の住む世界がある。

それらの人ならざる者は人間の言葉を借り人間界を"三次元"。
自分達の住む異空界を"二次元"と呼ぶ。


この異空界"二次元"は人間からすれば漫画やアニメや映画の中の世界に感じるだろう。

しかし、"二次元"に人間が間違って入って来る事もあるが、極めて三次元と大差なく感じるようだ。

以前、私が見た人間が言うには

"三次元"には虫が居るが"二次元"には虫が居ない。

"二次元"には妖怪が居るが、"三次元"に妖怪は居ない。


ところが、実際"三次元"にも妖怪は居る。

…というより、"此方側"から"其方側"へ出向いて居る"変わり者"がいるのだ。


その"変わり者"を戒める為天使も"其方側"へ出向く。



そして、

私の上司も

その"変わり者"なのだ。





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