一途な恋を黒犬と
□2過去
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2年時もまたハリーに試練が訪れていた。
新学期早々にハリーとロンは9と3/4番線のホームに入れず、空飛ぶ車でホグワーツを目指すという問題を起こした。
屋敷しもべ妖精ドビーの仕業だった。
このドビー、ブラッジャーに呪いをかけてハリーを襲わせたりと色々問題を起こしてくれたのだ。
最終的には主人であるルシウス・マルフォイからハリーが自由にしてあげたのだけど。
そしてギルデロイ・ロックハートが闇の魔術に対する防衛術の先生としてやってきて、悲惨な授業を行ってた。
と、同時になぜか私を口説いてきて....ってこの話はいいか。
本当に人の話を聞かないというかポジティブというか。
最終的にはロンの折れた杖で忘却術をかけようとして、自分自身でくらうという残念な人だった。
なんで女生徒はあんなにキャーキャー言ってたのか理解できない。
最大の試練は秘密の部屋が開かれたことよね。ハリー達はがポリジュース薬でスリザリン寮に忍び込んだりして調べていた。ハーマイオニーは失敗して猫になったりもしたけど..。
それでもどんどん被害が出ていた。
私も何もできなくて悔しい思いをしたわ。特にハーマイオニーが被害にあった時。
そしてジニーが秘密の部屋に連れて行かれた時もハリーが助けに向かったの。
そこにはトム・リドルがいて、ハリーはバジリスクとトムと戦った。
バジリスクの牙で日記帳を刺し、トムは消えた。
ハリー達にとっては成長するためのいい踏み台になったと思う。
だけど全部後から聞いた話で、その場に一緒に行けなかった事も含めて、本当に私はまだまだ力足らずだと実感したのよね。
だけど今年はそんなこと言ってられない。傍観者ではいられないの。
彼の為にも。
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