黒執事

□その執事、最凶
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「ファントムハイヴの番犬が乗り込んで来んぞ!!
門を堅めろ!ネズミ一匹通すんじゃねぇ!!
非常配備だグズグズすんな、止めろ!!絶対だ。
そいつを一歩もココに入れるな!!」
と、アズーロが叫ぶ。
「「急げ」」
とフェッロファミリーの面々が屋敷の外に集合し始める。
すると
「いやーー立派なお屋敷ですねぇーー」
と場違いな声が響く。
「なっ…!?」
「なんだテメーは!!?」
「どこから入った!!」
そんな殺気立ったファミリーに燕尾服の男が
「なにやらお忙しいようですね。誰かいらっしゃるん…」
”ですか”と言おうとした瞬間
「バトラーが何のようだ!ドコのモンだ!!?」
とファミリーが怒鳴る。
「ああ、申し遅れました。私…
ファントムハイヴ家の者ですが」
そうセバスチャンが告げた。
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