それは綺麗な空だった。

最初は灰色の雲に覆われた曇天。

銀色の雫が僕らの頭上にぽつり。 ぽつり。

飴色の屋根の店の下で雨宿り。

少し経って、空を見上げると

七色の橋が架かっていた。

僕らはずっと ずっとそれを眺めていた。

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