暴走妄想天国
□オーブ童話『キラずきんちゃん』
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あるところに『キラずきん』ちゃんという可愛い男の子が居ました。
お母さんと一緒に森で暮らしていて、みんなの人気者です。
ある時、お母さんからお使いを頼まれました。
『キラ〜〜、カガリさんにお菓子を持って行ってくれる？』
カガリは離れて暮らしていますがキラの妹です。
『僕の分は？』
『ちゃんと有るから二人で仲良く食べるのよ』
『はぁ〜〜い♪』
早速キラはカガリの家に向いました。
しかし、そんなキラを影からのぞく怪しい影が………
『ふぅ〜〜〜ん、カガリとのティータイムね。弟なんかよりこの僕の方が相応しいって解らせないとね。』
それは、見栄っ張りで陰険でマザコンで甘ったれで嫌われ者の狼のユウナでした。
『あの荷物を頂いて、カガリとのティータイムは僕のモノにしてやる』