ノベル
□優しい悪魔
2ページ/6ページ
それからの日々は
「アハハッ!まじかよっ!?」
先輩の目には、俺ではなく他の奴(おとこ)が映っていた
「あ!赤也〜!!」
満面の笑みの先輩
「さっきな、 君に話しかけたら意気投合しちまって♪♪」
「そうなんすか?よかったじゃないっすか!」
嘘の笑顔しか出来ない俺
「あ、赤也!今日一緒に帰らねーか??」
まだ大丈夫……
「いいっすよ〜♪」
先輩は誰にも渡さない
「それでな〜」
正直うざい
笑顔の先輩は可愛いけど、あいつの話しをしているときの先輩は……
「かやァ……赤也?」
「…えっ?」
「ごめんな…話、つまんなかったよな…」
「そんなことないっすよ!!」
俺と話すと悲しい顔をする
「…そんなにあの人の事、好きなんすか?」
「っ!?なっ何んだよ…急に?!」
真っ赤になる先輩
「………(じぃ〜〜)」
「そっ、そりゃあ…好きだよ……かっこいいしやさしいし///」
。