ネタ帳もどき
ネタ帳もどき？
短文。
甘・ギャグ・悲恋・裏・死ネタなど
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◆短いッス←
アンケートリクエストより万丈目。
微甘、万丈目が優等生っぽくヒロインが不真面目っぽい。
『おぃ！またサボったのか！』
『あ、万丈目』
あんまんをもぐもぐ食べている私の腕を掴み、見下ろす彼。
そんなに身長は変わらないから別に怖くない。
『“あ、”じゃない！お前今日、週番だっただろ!?お前がいないせいで俺が手伝わされたではないか！』
『お疲れ様ー。肉まん食べる？』
『いらん！』
『そう怒んないでよー。美味しいよー？』
軽いノリで勧める私だったが、万丈目はため息をつくだけだった。
『ハァ…貴様は謝罪の言葉くらい言えないのか？』
『ごめん、ごめん』
『軽すぎる！』
『じゃあ、なんて言えばいい…むぐッ！』
食べていた口を押さえられた。
なに、この柔らかい感触。
『………』
『………』
『…………』
『……おぃ』
『……………』
『固まるな』
『……………』
『ぉーぃ』
万丈目の顔が近い。
いや、近かった。
(過去形だ、うん)
『聞いてるか、貴様』
『………』
『………チッ』
『うにゅ!?』
黙っていたら舌打ちされ、耳元かぷっと。
ヤバい、誰この人？
万丈目じゃないみたい!
『少しくらい意識しろよな…』
そう囁くと体勢を元に戻す。
多分、私は顔は真っ赤になってるだろう。
『肉まんで我慢してやる。ほら、帰るぞ』
背を向けて歩き出す彼。
私はそんな彼の頭を後ろからバシッと叩いた。
(き、貴様…ッ！)(万丈目のへんたあーい!//)(馬鹿ッ、叫ぶなッ!!)
2010/10/23(Sat) 04:35
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