単話

□妬きもち
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部屋に入ると小狼をベッドに寝かせた


「…黒鋼さん?」


ベッドの脇で酒のボトルに口を付けている黒鋼を、目をクリクリさせながら見ている


その小狼に近づくと、首の後ろに手を回して少し上体を起こさせ、黒鋼は小狼に口付けをした


「っん……」


─ゴクッ──


小狼の喉が動き、口から一筋の液体が溢れた

そして口づけは一層深いものになっていく…

しばらくすると唇が離され、銀色の糸が結ばれた

黒鋼は、荒い息をしている小狼のシャツのボタンを外し脱がすと再び寝かせた

ほんのり赤く頬が染まり、涙目のように潤んだ瞳で小狼が黒鋼を見上げていると

「ひゃっ」


黒鋼に横っ腹を擦られ、小狼は身を捩った


「っあぁ…ひゃあ」


黒鋼は、擽ったそうに背を反らしている小狼を見ながら苦笑すると、擦るのを止め、きちんと仰向けにさせると小狼の胸の蕾を弄る


「ん……っふ」


片方は手で軽く引っ掻いたり擦ったりし、もう片方は舌で愛撫し時折吸ってやる

小狼は切ないため息をしながら、静かに鳴いている

蕾を弄っていた手を下にずらすと黒鋼は小狼のベルトを外しズボンのチャックを開け、小狼自身を愛撫し始めた


「あぁっ…はぁ」


小狼は腰を上げて反応し、嬌声をあげる

だんだん固くなり液体が出てきたソレを口に入れ、裏筋を舌でなぞるように嘗めあげた


「やぁ…っ、あ…」


見ると、顔を腕で覆い唇を噛みながら小狼は鳴いていた

黒鋼は一旦止め、その腕を退けさせ口づけをした


「顔、隠すな」


すると小狼は目を反らし


「だって、恥ずかしい……」


小さな子供のようにそういうと更に顔を赤らめた


「変な、声…出るし」


黒鋼はまた口づけすると


「…隠すな、全部ミせろ」


そう言うと、再び小狼自身を愛撫する。ある程度手で擦ってやるとあとは舌で嘗める


「やぁ…っあ、あぁ…」


小狼の鳴き声で大体何処が弱いか把握した黒鋼はソコだけを何度も愛撫した


「やっ…も、…くろ、が…さぁ…」


黒鋼は小狼自身の先端を嘗めると強く吸った


「やぁっ、……っ!!───」


黒鋼の喉が動き、口を離した





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