単話

□せめて
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小狼は息を切らしながら小龍を見上げると



「ひゃあっ」



突然小狼の肩がピクッと震え、嬌声が上がった

小龍が小狼の胸の蕾を弄り始めたのだ

片方を手で、もう片方を舌で愛撫され、小狼は今まで感じたことのない感覚に襲われる



「ふぁ…やぁ!兄さ、んっ」



弄っていた手を止め、小狼の下腹部に下ろしていくと、ズボンのチャックを下げ、下着ごと一気に脱がした



「やだっ!兄さんっ!!!」



流石に抵抗し、足をばたつかせる

無表情に小龍は、小狼自身を掴んだ



「!!!っあ、は…」



ゆっくりと上下に強弱をつけて擦っていく



「やぁ…あぁっ、んっ」



抵抗が無くなり、喘ぎだした


硬くなって完全に起っている小狼自身を先程より早く擦ると更に嬌声があがり、液体が出てきた



「あぁ、…やっやぁ…に、さぁ…んっ」


ピチャ、クチャ──


部屋に小狼の喘ぎ声と水音が響く


小龍が先端をグリグリッと指で弄り、割れ目に爪をたてると



「っ…あああぁっ…──!!!」



ビクッと腰をのけ反らせると同時に小狼は呆気なくイッた







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