DEATH

□鬼の保険医
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うううう

「....いってえ..」

確か、
昨日の夜からだった。


「まじ大丈夫かよ、メロ。」


マットは心配して俺の背中をさすってくれた。

この学校では普通、どんなに具合が悪くても保健室に行くことを勧めない。



みんな言う。

保健室にはそれは恐ろしいものが生息している、と。






俺が腹をかかえて机に突っ伏していると、くそ教師がこっちに気づいてしまった。




「メロ、どうしました?」

アホ....
黙って授業やってろよ。

「なんでもな.....うう」

もう限界だった。
胃がねじれて2つになりそうだ。

「お腹が痛いのなら、





保健室に行きなさい。」



ざわざわ




みんな哀れみの顔でこちらを見る。


がたっ


マットが立ち上がった。


「メロ、今日1日我慢して保健室行った方がいいんじゃん?」


「お..おまえ...裏切んのかよ!」

「メロのためだ。」

俺はマットに引きずられながら教室を後にした。
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