Fate
□最初の仕事
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「あああ分かんないよー!答え教えてよー」
「0点取りたくなければ努力しなさい」
「ケチー!」
「もう一度私の目を見て言える?」
「…ゴメンナサイ」
story.2 最初の仕事
女子四人の中でも成績が絶望的なしおり。ナツに答えを聞き出そうとするも失敗。
「ちょっと良いかな?」
「あっ、森山く「男子書記の森山颯太ー!何の用だ!」…恵」
四人の教室に現れたのは書記の颯太。男子生徒会を見るとすぐにつっかかって行く恵の声が由衣の言葉をさえぎる。
「このプリントを渡しに来ただけだよ」
「『入学式に向けての生徒会の仕事』…あぁ!これ森山君の字だね?」
「よく分かったね。それより内容に食いついて欲しかったんだけど…」
由衣の言葉に複雑そうな笑顔を見せる颯太。そんな彼を尻目にプリントを見ながら好き勝手会話をし始める女性陣。
「ダメだこりゃ…」