08/08の日記
17:06
小ネタ(ソニッククロニクルネタバレあり
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まさかのバッドエンドのショックから。
また次のストーリーで。
ソニッククロニクル
〜ばっどえんど〜
のたうちまわるかもしれない。
血ヘド吐くかもしれない。
苦しみの末に来るのかもしれない。
でも、死ぬ瞬間っていうのは案外あっけなくて、むしろフッと楽になる感覚すらあるらしい。
死んでみないとわからない、貴重な体験だ。
「笑い話にもならないけどな」
そういうソニック自身が笑っちゃってるから、きっと既に笑い話になっちゃってるんだろう。
そうでなくともこの体験はちょっとした自慢話になると思うよ。
僕ら…だけじゃなくて、皆死んじゃったってのは。
トワイライトゾーンから戻った僕達を待ち受けていたのは、エッグマンの手荒い歓迎だった。
直前の戦いで疲れ果ててたからね。
成す術もなくサイクロンは撃沈、僕達も運命を共にした。
…ホント、死ぬ時はアッサリ死ぬ物だよなぁ。
何回大気圏突入したかわからないソニックまで死ぬんだからね。
どれだけ強いビームだよって感じだ。
…てか、エッグマンだってエッグキャリアの豪沈から生き延びたってのに、僕達は死んだってのはおかしくない?
「あぁ、確かにな。アイツはやけに丈夫だが、俺達だって相当だぜ?」
…ま、今更とやかく言ったって仕方ないんだけどね。
済んでしまった話はどうしようもない。
今回はこうなっちゃったんだから。
何が悪かったのかはよくわからないけど、取り合えず次回はこうならないように考える事しか今の僕達には出来ないよ。
「次回か…何回繰り返すんだろうな?」
「…ん…」
バッドエンドを向かえた僕らは、同じ話をまた頭からやり直す。
バッドエンドを向かえる度に、何度も繰り返すんだろう。
今はまだ初めてだから、死ぬにも感動があったけど、きっと何もかもが嫌になる日が来る。
そうなったら、僕らは完全に『死』ぬんだろう。
それは、怖い。
「…嫌になる前に、抜け出したいよね」
言えば、ソニックは少しだけ眉を歪めてから笑顔になった。
「俺はお前がいてくれるならこのままゲームオーバーでも構わないけどな」
「…もう、ソニックったら」
そんな風に言われたら、本当にどうでもよくなっちゃうじゃないか。
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