ケロロ短編

□ケロロ 僕達怎麼生最強組
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僕達にかかればこんな物ですね!


ケロロ軍曹〜僕達怎麼生最強組〜


夏休みの終わりが間近に控えた30日。
普段なら宿題が終わらずひたすら慌ててる日なんだけど、今年は睦実さんちによく居たからか、もう終わっていた。
というのも、僕が居ても睦実さんはよく仕事でうちを開けていたから、時間潰しにやってたら、ね。
それだけ僕が一人で睦実さんちに居る時間が長いって事なんだけど…
大体僕が勝手に押し掛けてるから仕方ない。
仕事終わるまで待ってるとすごく喜んでくれるから、それが見たいっていう僕のワガママだしさ。
…それで、宿題も終わったしホントは今日はこの夏最後のミステリースポット探索に行こうかと思ってたんだけど…
睦実さんが明日はラジオの特番があるから遠出は厳しいらしくて中止した。
一緒に行くようになってから、一人じゃちょっと寂しくて。
軍曹と行ってもいいんだけど、なんて言うか睦実さんを裏切ってる気がして……
結構自己中な僕がある意味ライフワーク的な事を中止したんだから、僕の中での睦実さんの存在の大きさを自覚しちゃうな。

……ううん、照れくさいや。

それでも近場で遊ぼうよ、と笑って言う睦実さんに腕を引かれてやって来たのは…

「ゲームセンター、ですか?」

「うん。冬樹君はあまり来たことないかなって」

吉祥寺駅のそばにある、ちょっと大きめのゲームセンターだった。



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