ケロロ短編

□ケロロ 僕達怎麼生最強組
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その後、ゲームアニメや芸能、学問の数式なんかの問題は睦実さんが。
雑学や学問の歴史なんかは僕が受け持ってやった結果、僕達はあっさり優勝してしまった。
出来ないと不機嫌になる癖にこんなこと言うのもワガママだけど…拍子抜けだなぁ。
こんなものなのかな?

「そりゃあ、俺と冬樹君だからね」

確かに睦実さんはいろんな事を知っていたし、僕もどうやら普通の人は知らないような事を知っているみたいだし。

「クイズ物なら僕達は負けないかも知れませんね!」

さしずめ、怎麼生最強コンビって所かなぁなんて笑ったら、

「調子にのるなよ」

と笑われてしまった。
あはは、仕方ないね。

……ところで。

「何ですか、そのカード?」

さっき睦実さんが小銭の他に機械に挿したカードがあるんだけど、何だろう。
ポイントでも入るのかな?

「いや、これがあればデータを保存しとけるんだよ」

実際にはカード自体に保存する訳じゃないんだそうだけど…
ちょっと前じゃ考えられなかったよね。

「これは余ってたヤツだから、冬樹君にあげるよ」

そんなにしてくれなくてもいいのに…
とは思ったんだけど、それ以上に。

「僕のじゃなくて、僕らのカードですから」

だから、僕達が揃った時用のカードにしましょう。
その提案に、睦実さんは楽しそうに頷いた。


うん。
ゲームセンターって結構面白いんだね!
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