無双の間

□端書きSSS
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※戦場にて(OROCHI・会話文)


鍾会:「何をモタモタしている!さっさと進め」

諸葛誕:「す、すまない。先程の火刑で体力が…」

鍾会:「ちっ、役立たずめ…ほら!これを使え」


ポイッ


諸葛誕:「わっ?…桃か。あ、ありが…」

鍾会:「地べたに転がってたモノなど、私は食う気にならんからな。貴様にくれてやろう。回復してとっとと進め」

諸葛誕:「…………。感謝する……」

郭嘉:「おやおや…随分とお熱いことだね」

孫市:「はぁ?アイツらの何処を見たらそう思えるんだよ?」

郭嘉:「果物を投げつけるのは、恋しい人への愛情表現だからねぇ」


諸葛誕&鍾会:『!?』




孫市:「マジかそれ!」

郭嘉:「ふふ、私もこれで多くの魅力的な女性達に愛を伝えたものだよ」

鍾会:「なっ…ちちち違うだろうが!今のは違っ…わざわざ諸葛誕ごときに近づくのが面倒だっただけで…オイ!貴様も顔を赤らめるなっ!」

諸葛誕:「う、いやその、ここ、こういうイジられ方は初めてであの…どう反応すれば良いのか」

郭嘉:「ハハ、戸惑うことはないさ。自分の気持ちに素直になればいい」

鍾会:「だから違うと言ってるだろうがぁぁ!」







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※孫市はこの後、稲姫に桃を投げに行って射られました。
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