無双の間
□端書きSSS
2ページ/4ページ
※戦場にて(OROCHI・会話文)
鍾会:「何をモタモタしている!さっさと進め」
諸葛誕:「す、すまない。先程の火刑で体力が…」
鍾会:「ちっ、役立たずめ…ほら!これを使え」
ポイッ
諸葛誕:「わっ?…桃か。あ、ありが…」
鍾会:「地べたに転がってたモノなど、私は食う気にならんからな。貴様にくれてやろう。回復してとっとと進め」
諸葛誕:「…………。感謝する……」
郭嘉:「おやおや…随分とお熱いことだね」
孫市:「はぁ?アイツらの何処を見たらそう思えるんだよ?」
郭嘉:「果物を投げつけるのは、恋しい人への愛情表現だからねぇ」
諸葛誕&鍾会:『!?』
孫市:「マジかそれ!」
郭嘉:「ふふ、私もこれで多くの魅力的な女性達に愛を伝えたものだよ」
鍾会:「なっ…ちちち違うだろうが!今のは違っ…わざわざ諸葛誕ごときに近づくのが面倒だっただけで…オイ!貴様も顔を赤らめるなっ!」
諸葛誕:「う、いやその、ここ、こういうイジられ方は初めてであの…どう反応すれば良いのか」
郭嘉:「ハハ、戸惑うことはないさ。自分の気持ちに素直になればいい」
鍾会:「だから違うと言ってるだろうがぁぁ!」
----------------------
※孫市はこの後、稲姫に桃を投げに行って射られました。