Boys Love

□噛み合わない愛情
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そりゃあ・・・

悪かったとは思っている

無理やり抱いてしまったのは

あいつは初めてみたいだったし

ひどく怯えていたし・・・

でも元はと言えばあいつが悪いんだ

誰にでも笑いかけやがって

あいつは自分のことに疎すぎる

自分の魅力をわかってねぇ

俺がどんな気持ちかも知らねぇで・・・

終いには銀時なんかの肩もちやがって

あいつの恋人は俺だろ?!

俺はイライラし過ぎて

ズラのことしか考えられなくって

雨が滝のように降っているのに

傘をさすことすら忘れていた

どんっ

不意に肩に何かがぶつかる

「あぁ?! なんだテメ−?」

明らかガラの悪そうな男たち

・・・まぁ俺が言えたもんじゃねーけど

「ぶつかっといて謝罪もなしかよ?」

「肩が折れちまっただろ−が!!」

「・・・・・・・・・・・」

ざっと見7・8人ってとこか

「なんか言ったらそうだ! あぁ?」

ひとりの男が俺の胸倉を掴む

「・・・っせーよ」

俺はその胸倉を掴んだ手を握り返して

ぎりりと締め付ける

「・・・・っっ」

男の力が緩み

がっっ

そいつの腹に膝を入れる

「がっ・・・はっ・・・」

男はがくりとその場に倒れる

「俺は今 機嫌わりぃんだ」

周りにいた男達が

一斉に襲いかかってきた














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