もう一つのオレンジ

□弐 覚悟
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殺りたいから殺る

護りたいから護る






ワタシはそうやって生きてきた

今までも  これからも・・・














覚悟










「あっれぇ〜」

教室に入った途端驚かれた。

「どったの? 凛護

 もぅ 3時限目だよ?」

クラスの比較的仲のよい女子が直球ど真ん中な質問をしてくる

「別に・・・  ただ・・・」

「凛護―――!!」

いきなり大声で名前を呼ばれので振り返

・・・の前に飛びつかれた

後ろから覆いかぶさるように・・・((汗

首をギリギリまで回して後ろを見る

そこにはよく見知った顔があった

「紅・・・」

幼馴染の星噛紅焔だった・・・

「凛護!!

 凛護ん家にトラック突っ込んだってホント?!」

「え?! うそぉ?!?!」

「あ”――――」

めんどくさい

大方 水色がコイツに教えたのだろう

水色というのは一護の友達で・・・

ちなみに私と一護は違うクラスだ

「あ”―――

 そうだよっっ」


そぅ・・・

朝 起きたら昨日の出来事はこんなことになっていた・・・












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