+story+
□You Name is...
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「ルートヴィッヒ」
滅多に呼ばない俺の名前。
前に呼ばれたのは、
どれくらい前のことだったか。
You Name is...
いつもの平穏な昼下がり。
イタリアの奴が、
うるさいくらいのテンションと共にやってきて、
さっきまで居座っていたところだった。
そうさっきまで、、
「でねでねー、その時日本がさあー」
「ハァ・・・また日本を困らせたのか?」
「ち、違うよー!俺ちゃんとして・・・あ。」
「どうしたイタリア?」
「ヤッバイ!シエスタの時間だぁー!俺もう帰るね!」
「ハ?お、おい!イタリア!」
「またねードイツー!」
こんな調子だった。
大体なんでいきなり来たのか。
今日はオーストリアとの約束があったんだが。
しかも約束の時間を少し過ぎていた。
「(流石にあいつでも怒るかな)」
今日の朝、良い茶葉が手に入ったらしく、
庭で茶会をしようかということになった。