「……んー、暑い」



暑くて目が覚めた。


今日は彼女がお泊りに来てて


隣に寝てたのにオイラが、暑い中


むぎゅーってしてるのは抱き枕。


体を起こすとベランダのとこに


うちわを扇いでる彼女がいた。




『起こし、ちゃった?』


「んーん。暑くて目ぇ覚めた」


『あたしも。さっき目、覚めちゃって』






「ビックリしたんだけど」


『へ?』


「持ってたの、抱き枕だったから」


『だって雄ちゃんが引っ付いてるんだもん』


「だから寝れてたのにーっ」


『ドキドキしてる、あたしのことも考えてよね』




“雄ちゃんってホントおばかさん”


って少し頬を赤らめて、彼女はオイラにちゅーをした。




「おばかさん。」


『どうしてそうなるのよっ///』


「男の下心、ぜーんぜん分かってない」


『んーっ///』


「なーんちって♪」


「でも、あんまり可愛いことしてっと」


「襲っちゃうかんな?」


『じゃ、もうしてあげないからっ』




拗ねて彼女は、オイラにうちわを投げた。









(朝まで言い合いっこ?)




(他の男にも、その顔しちゃダメっ)
(どの顔?)
(照れた顔っ。すんげー誘ってる!)
(さ、誘ってなんかっ)
(とにかく、オイラの前だけね?)
(はーい、)




Fin.






あとがき☆

前に書いたのっくんの

雄ちゃんバージョンでした!!

こちらも特に意味は…´∀`←

見てみたいってコメントがあったので

書いてみました〜w

またのコメント待ってます(^^)




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