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戻った一行




しかし京の頭は先程のこじきでいっぱい…







なんやあいつわ…





まず俺はなんであんなんを助けてしまったんや




俺たまにすごいいい人になんねんなー












そんなうぬぼれたことを考えていると薫が部屋に入ってきた





「京、最近ここらへん盗みがおおいらしいで」



「…それが何に関係あるの」


「いやぁ、俺らも気をつけんとなー思て…」


「大丈夫やろ、完璧やもん」


「そうやといいけどなあー」


「…うん。終わり?」


「…。」


「何やの」


「いや、あのさ…」


「…」


「怖く…ないん?」


「…何が?盗みが?」


「京くん1人で寝れる??」


「…寝られるで。…薫君怖いん?笑」


「いや、俺はお前が怖いちゃうかなあ思って来ただけやけどなあー…」


「帰ってええで(ニコニコ)」


「…涙」












何が盗みやねん




そんなん全然怖ないわ!!!



天下の京様に怖いものなどあるか!!!













十分強気な京様…

















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