タンペン
□1人で
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当日
さすがに遊星たちに見られたらマズいので夜にデートすることになったのだが…
「お、おぉ…」
「……」
感心したような、驚いたような声を出して、名無しさんはわたしをまじまじと見る
「やっ…ブルーノカッコうわ!」
名無しさんが言い終わる前に抱きしめる
なんだか恥ずかしくてしょうがない
「あまり見つめないでくれ、わたしはこういう事にあまり慣れていないのだから…」
「うん…」
いや、でもやっぱりカッコいいよ…と、名無しさんは笑う
「でも、なんだかちょっと恥ずかしいね」
「そうだな…」
「でも、たまになら悪くないでしょ?」
「ふっ…」
1人で
(二度おいしいと…)
(少し違う…)
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