タンペン
□モテない
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「ブルーノがモテないなんて、世の中間違ってる」
「い、いきなりどうしたの?」
唐突に言われた言葉にブルーノは驚いた
「だってさぁ〜、ブルーノって機械イジれるし、家事はできるし、人当たりもいいし、背も高いし、そこそこカッコいいし…」
「ホメてもらえるのは嬉しいけど、なんだか恥ずかしいね」
「なのにジャックのほうがモテるなんて、世の中間違ってるよ」
「ジャックは全否定なんだ…」
でも別に、ボクはモテたいとは思わないけどなぁ〜…
「名無しさんちゃんがそうやってボクのこと評価してくれるだけで嬉しいし」
「……鈍感」
………。
「ボクも、名無しさんちゃんが好きだよ」
「〜///ストレートすぎっ!!」
そう言いながらも名無しさんちゃんはボクに抱きついてきた
モテない
(大好きだよ〜)
(う、うれしいけど…///)
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