駄Novel
□*ラビ兄ちゃんと、アレンとユウ*
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学校から帰って、着替えてると
「ちわーっ、宅配便ですー!!」
と、言う声がした。
「アレン、何か頼んでたさ?」
「いえ、ラビ兄は?」
「じゃあ、贈り物かなんかさ?」
と、言って送り主を見ると
「オヤジ!?」
「早く開けて見ましょう?にしても、デカイ荷物ですね。」
開けるとペットサークルみたいなのとか、振ると音の出る棒の玩具が出てきた。
大方、今度の兄弟は、ペット連れなのだろう。
と、勝手に解釈した。
「ふうん、今度の兄弟は、年上かもな、ペット連れみたいだし。」
と、俺が言うとアレンは、はあぁと、溜息を付き
「欲しかったなぁ、弟か、妹。」
と、言った。
「何で、アレンはそんなに弟か、妹が欲しいんさ?」
と、前々から疑問に思っていた事を聞いた。
「だって、ティッキーのあんちゃんの所の、ロードちゃんとか、イーズ君見てると、可愛いじゃないですか!!」
と、力説しているアレンを、可愛いなぁと、思ってしまう。
「はいはい、分かったさ、取りあえずリビングにでも、組み立てておいとこうさ。」
と言いつつ組み立てたサークルに、有名なベビー用品のロゴがあった事に気づかなかったことを、俺は、後で、散々後悔することになる。