駄Novel
□そんな18歳普通いないよ、神田
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少し前の事になるんだけど
「あ、そう言えば今日って、雛祭りじゃないの!」
リナリーが目を、キラキラさせて言った。
「あ〜、そうさね♪じゃ、ジェリーちゃんに雛あられと、ちらし寿司頼むさ?」
「そうね、でもやっぱ雛祭りは、甘酒でしょVv」
「そうさねVv毎度の事ながら、甘酒入ったユウは面白いよな!」
『腐腐腐…♪』
「あの、悪だくみしてる所悪いんですが、何ですか?雛祭りって。」
「ああ、アレン君!雛祭りって言うのは、桃の節句って行ってね、女の子が生まれたのを祝う日本の行事よ♪」
「毎年コムイが、リナリーと、ユウのためにやってるんさ、ユウって酒弱いじゃんだから、普段じゃやらねー様なボケかますのが面白いんさ。」
「へぇ、どんな?」
(何故か最近、神田の事気になるんだよね)
と、思って聞いたら
「去年は、壁に上ってたわね。」
「その前は、塔さ♪」
「あ〜、馬鹿と煙は高い所が好きって言いますもんね。」
「おい、くそモヤシ…誰が馬鹿だって?」
「誰も貴方とは言ってませんよ?バ神田。」
バチバチっと火花が飛んだ…。
「あ〜、もう二人ともやめるさ!!」
板挟みになったラビがたまらず悲鳴を上げた。
僕はこの時まで、こんなに自分が幸せ者になるなんて、考えてもいなかった。
★そんな18歳普通いないよ神田★