PresentNovel

□ラビ兄ちゃんと、公園デビュー
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現在3:30ユウは、遊び疲れたのかふあーっと、欠伸をしている。

「ユウ、そろそろ帰るさ?」

「ん…かえうぅ…。」

すやすや寝始めたユウをそっと乳母車に戻して、家路を目指す。

クレープと、ユウに貰った色とりどりの風船と共に。

夕飯の買い物も済ませ、洗濯物も取り込み、あとは、ユウの着替え…。

「ふはっ…凄ェや何時もコレ一人でやってんだもんな…。」

と、呟くとアレンが寝室から出て来た。

「アレン、具合どうさ?」

「もう、すっかり大丈夫です。」

と、ニッコリ笑った。

「ん…確かに熱は引いてるさね、リーバー先生は何て?」

「ん、この分なら明日には治るだろうって言ってた。」

「あ、コレ…クレープお土産さ♪」

冷蔵庫からクレープを取り出して渡した。

「あっ♪僕、お腹空いて目が醒めちゃったんだよね!ありがとーラビ兄。」

おいしーと笑うアレンは本当に可愛いVv

「まぁま〜、お花あげゆ!」

と、ユウがあの撫子を持ってヨチヨチ走って来た。

「ユウちゃ〜ん、公園楽しかったですか?」

と、アレンがにこにこと、ユウを抱きしめた。

ユウは、嬉しそうに

「ちゃぷちゃぷちてね、まんま食べてね、お花つんでね、丸いのたくしゃんもらってね!たのちかったの!こんどはみーんなでいちたいな!」

と、マシンガンの様に話して、ニッコリ笑った。

「ふふ…ユウってば相当楽しかったみたいだね。」

「大はしゃぎだったさ。」

ユウは、機嫌良くアレンのペットのレモンカナリアのティムと遊び回っている。

 
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