PresentNovel

□色んな顔が見たいから
1ページ/5ページ


色んな顔が、見たいからついつい悪戯や、意地悪をしちゃうんさ…。

結果

キレられて無視…もしくは、六幻とか六幻とかι

今日の悪戯や意地悪もキレられて終わりだと思ってたのに…。

ぽろぽろ零れる美しく澄み切った、クリスタル…

あのユウが、泣いてるんさ…俺の悪戯が原因で。

 「ラビ、ひどいわ!」

リナリーが、声を上げずに…しくしくと、泣くユウを腕に抱き寄せて、俺を睨む。

ファインダー達も、あからさまに…これだからガキは…って顔をした。

何なんさ…みんなして、ただ…ちょっと冗談でユウのケーキに乗ってた苺食べただけじゃん…!

「本当、ラビって神田の事何にも知らないわよね…、よりによって好物の苺を食べちゃうなんて!」

私だったら、殺してるわ。

と、続けた。

俺が、ユウの事…何にも知らないって?

あぁ、確かにそうかも…リナリーの方が、長く一緒に居るもんな…。

苺好きだったんか…悪い事したさ…。

「ん、よし!…俺っ、ユウに、謝るさ…!」

一人燃えるラビ、そしてその後ろには…

クスッ…ラビったらヤル気満々ね…

と…どす黒くほくそ笑む、妄想族リナリーがいたのだった…。
 
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ