PresentNovel
□色んな顔が見たいから
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色んな顔が、見たいからついつい悪戯や、意地悪をしちゃうんさ…。
結果
キレられて無視…もしくは、六幻とか六幻とかι
今日の悪戯や意地悪もキレられて終わりだと思ってたのに…。
ぽろぽろ零れる美しく澄み切った、クリスタル…
あのユウが、泣いてるんさ…俺の悪戯が原因で。
「ラビ、ひどいわ!」
リナリーが、声を上げずに…しくしくと、泣くユウを腕に抱き寄せて、俺を睨む。
ファインダー達も、あからさまに…これだからガキは…って顔をした。
何なんさ…みんなして、ただ…ちょっと冗談でユウのケーキに乗ってた苺食べただけじゃん…!
「本当、ラビって神田の事何にも知らないわよね…、よりによって好物の苺を食べちゃうなんて!」
私だったら、殺してるわ。
と、続けた。
俺が、ユウの事…何にも知らないって?
あぁ、確かにそうかも…リナリーの方が、長く一緒に居るもんな…。
苺好きだったんか…悪い事したさ…。
「ん、よし!…俺っ、ユウに、謝るさ…!」
一人燃えるラビ、そしてその後ろには…
クスッ…ラビったらヤル気満々ね…
と…どす黒くほくそ笑む、妄想族リナリーがいたのだった…。