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□ラビ兄ちゃんと、公園デビュー
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ラビ兄ちゃんと、公園デビュー


現在夏休み1日目、アレンが夏風邪になった。

リーバー先生いわく
"今日一日は、安静にしてユウとは隔離する様に"との事。

「まぁま〜!!!」

ユウが、泣きじゃくる。

「気晴らしに、ユウを公園に連れて行くさ、コレじゃアレン、おちおち寝てらんねえだろ?」

「公…園…?コホコホ…!」

「あんま、喋らない方がいいさ!大丈夫なんさ?」

「平気…ユウまだ公園行った事ないし、気をつけてね。」

「うん、分かったさ。」

と言う訳で、俺とユウは、近所にある、すげェ立派な公園に行った。

「ほえ〜凄ェさ、遊具なんでもあんじゃん。」

ユウはジジイから貰った白い藤で出来た無駄に、お洒落で可愛い乳母車の中で目をキラキラさせている。

「きえい…♪」

うっとりと、幼児用プール兼、噴水を見詰めている。

「にぃに、ユウもちゃぷちゃぷちたい!」

「んじゃ、水遊び用のオムツにしような?」

ティキ先生が、プール熱は怖いからと、言ってこのオムツを教えてくれたんさ。

「きゃあVvちゃぷちゃぷ楽ち〜♪」

大はしゃぎの、ユウの笑顔に和んでいると

「可愛いお嬢ちゃんですね、ハーフちゃんですか?」

「あ、初めまして!俺ラビって言います。」

スゲー綺麗なお姉さんに声を掛けられて、思わず自己紹介しちった。

「あら、若いパパね〜私は、エリアーデと言うの。」

「えっ、あ…パパじゃないっす、実はこの子は俺の弟です。」

「あら、男の子なんですか?可愛い子ですね。」

ウフフと、綺麗な笑顔で笑う彼女にドキドキしていると、スラリとした長身の、男性が近付いて来た。

「エリアーデ、トマトジュース買って来たである。」

「アレイスター様、ありがとうございます///」

と、彼女は、凄く嬉しそうに笑った。

「エリアーデ、晴れて仕従関係ではなくなったのだ、アレイスターで良い。」

良い感じの雰囲気の二人…新婚なのかな?

二人の世界を邪魔しない様に、そっと、ユウを浅瀬に連れて行った。
 
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