LONG NOVEL
□生徒会長の憂鬱
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ここは白皇学院の時計塔にある生徒会室。そこで、一人の少女が悩んでいた。
「はぁ〜。ハヤテ君と最近よく話すけど、私の事どう思ってるのかしら...」
彼女の名前は桂ヒナギク。生徒会長をこなし、完璧超人と呼ばれる彼女も、今は一人の乙女として想いをはせている。
「私だけ意識してるのは何だか負けた気がするわね」
ただ少し常人とは違った考えを持っていた...
彼女はとてつもなく負けず嫌いなのである。
「今度それとなく聞いてみようかしら....よし仕事、仕事!!!」
そんなことを考えていながらも、さすがは生徒会長、仕事は欠かさないのである。