06/18の日記

23:08
手伝い厳禁の段(+食→仙プチ妄想文)
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今期も仙様はサラストで可愛いわーという溜息と共に、以下は今日のアニメ感想&プチ駄文です。








やっぱり放っとけない仙様の優しさが発揮されてて、もう観音レベル。

『外面如菩薩、内心如夜叉』って、彼のために生まれた諺なんじゃ、って一瞬本気で考えました。

拙サイトにおいては、『美人さん』枠に座して頂く事の多い仙様ですが、ああして自力で櫓一棟を建ててしまわれるのを目にすると、嗚呼、男子(しかも戦忍として修行中)なのだなぁと思います。

そして忘れ得ぬ衝撃、とうとう厳禁シリーズに食満が!

あまりにも自然(?)な流れに、公式っていうかN○Kスゲェってなりました。

以下は、その後を妄想した食→仙ミニ駄文です。(BL寄りなので、ご注意ください。)















頭上へ足下へ霰のように降り注いだ焙烙火矢の爆発で、煤けた衣をはたきながら、食満はちらりと視線を送った。

此度の事件を起こした張本人殿は、まだ少し不機嫌そうな顔をして、凛とそこに立っている。

どこか普段にも似た涼しげな風情に、勇気を奮い立たせて声を掛けた。

「…な、んでそこまで気が立ってんだよ」

瞬間、もの凄い勢いで睨みつけられる。

黙したままでも、『うるさい』と聞こえて来そうだ。

(その時の仙蔵の内心を敢えて言葉にするなら、まさに(事情も知らずに口を出すな)だった。)

想像以上の剣幕に思いっきり怯んでいた食満は、それでもこの気の強い同級生の美しく吊り上がった眦の端に、きらりと陽光を反射する雫を見つけて、つい噴き出してしまう。

「どっんだけ、」

あとは、言葉にならない。

学園一冷静とか囃されている彼が、さっきまで自分の目の前で、それこそ泣く程怒ったり悔しがったりしたのかと思うと、それだけでもう笑えて仕方ない。

「せめて、隠れて嗤え。」

と、本格的に目を据わらせる相手の頭に、勢いと慣れでつい手を乗せてから、その髪の滑らかさに驚くと同時に、今日の僥倖を振り返る。

彼が取り乱す現場に居合わせられて、本当に良かった。

いつも白い頬を真っ赤にして、得意の感情を隠す事も忘れ、脇目も振らず必死に追いかけてきた、あの表情。

「お前、可愛いな」

ふと零れた本音に、澄んだ蒼い瞳が見開かれ、ただ瞬いた。

そのあどけなさを、しっかりと胸の奥に焼き付けるように、自然と目を眇める。

募る愛しさが、滴る仕草に似ていた。
 

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