連載

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サソリの話など全く聞かず、デイダラは自分のケータイで何か操作をし、そしてそれを充電器へと繋いだ。
 
「よし。旦那準備出来たぞ。」
 
「?」
 
「ホントはもっとちゃんとしたのでやってあげたいんだけど…ごめんな。今度買って来てやるから今日はこれで我慢な。」
 
いたずらっ子のように、ニカーっと笑いデイダラは先ほど脱がせ途中だったサソリの衣服を、キレイに整えズボンの中に手を入れた。
 
「旦那ぁなんでキスだけでこんなんなってんの?
まっオイラにとっては好都合だけどさ。」
 
「んぁっ…ん…」
 
先ほどのディープキスで勃ち上がり、先走りを垂らしているモノを軽く触り、デイダラはサソリの尻孔を広げ始めた。
 
「よし。じゃあ旦那最近寒くなったから今日は服着せたままな。」
 
「ふぇ?…………ひぃぁっ!?」
 
突然サソリの孔に、冷たい物があてがわれ、そのままサソリのナカへとそれは埋め込まれて行った。
 
「じゃ旦那のケータイ借りるな。」
 
「んぁぁっ!あっ…ひぁっ…」
 
デイダラがサソリのケータイを操作すると、サソリのナカにあった冷たい無機物が機械的に動き出した。
 
「旦那気持ち?オイラのケータイ充電器に繋いであるし、留守電にならないように設定したからずっとそれが楽しめるぞ。」
 
そう先ほどサソリのナカに入れられたモノは、デイダラのケータイ電話だった。
 
「こっ…これ……んぁ…やだぁ……あっ…」
 
「じゃ旦那明日テストだからオイラもう寝るな。
旦那のケータイも充電器に繋いどいてやるからな。」
 
「やっ…んぁっ…と…って……んぁっん…」
 
「旦那ちょっとうるさいから静かにしよっか?」
 
「ふぇ?…ふぐっ!!」
 
デイダラにより、自身のネクタイを口に詰め込まれ、その上からガムテープで口を塞がれてしまい、サソリはく声を出せなくなってしまった。
 
「じゃあ旦那おやすみな。」
 
「ーーーー!!」
 
デイダラは軽くサソリの髪を撫でると、電気を消し自分のベッドへと戻ってしまった。
 
 
 
 
 
  次の日の朝
 
「旦那おはよっ!!」
 
いつもよりも早く起きたデイダラは、サソリの口に貼られたガムテープを勢いよく取り、ナカのネクタイも取り出してやった。
 
「で…ぃ……け…いたい……止め……て…」
 
焦点の合わない目にかすれる声で訴えられたデイダラは、少し悲しそうな顔をし言った。
 
「旦那ごめんなっ。今日テストだから早く行って勉強しなきゃいけないんだよ。
本当は最後まできちんとヤってあげたいんだけど。」
 
「とっ……て…お願…い」
 
「その腕に巻いてあるネクタイとケータイ貸してやるからイイ子で待っててな。」
 
そう言残しデイダラは部屋を後にし、学校へと向って行った。
部屋にはケータイのバイブ音とサソリの声だけが木霊していた。
 
 
  了
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