お題

□5.狼まで何秒?☆
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「…………旦那?
おーい…寝てんのか?」
 
あーあこの人は…
もう昼近くだってのに…
 
「旦那起きろー。」
 
………これはもしやチャンス?
イヤイヤ…なんか卑怯な気もするし…
 
「旦那…起きないとチューするぞ?」
 
………なんだろなぁ…普通に起きてる時とかは、強引にでもヤっちまえるのに、こーゆう時は、なんか体が動かないんだよなぁ………
 
「旦那?」
 
あぁ…起きてくれよ…
なんでこんなにかわいい顔して寝てるんだよ…
起きてたらホント無理矢理でもなんでも出来るっていうのに…
 
「………」
 
あれ?なんだろ…この寝顔見てたらなんだかオイラも眠くなってきたぞ…
 
「旦那。ちょっとごめんな。」
 
スヤスヤと眠ってる旦那に一言声をかけ、オイラはベッドに入り、旦那を抱き寄せるようにしてそのまま眠った。
 
――――――――――
 
「…………チッ 襲うなら襲えよ…
何が起きないとチューするだ…」
 
実は最初から起きていたサソリは、デイダラが眠ったことを確認すると、自身の隣りで寝息をたてている愛しい恋人に、そっと口付けをした。
 
「…次はもうちょい服はだけといてみっか…」
 
そんな事を一人呟きながら、またサソリはゆっくりと目を閉じ眠りについた。
 

 

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