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入学式の次の日、つまりデイダラが寮に入りサソリと出合った翌日だ。
 
「旦那ぁ〜朝だぞ起きろ〜vv」
 
「……」
 
「旦那ぁ〜遅刻するぞ〜」
 
「……」
 
「起きねーとキスするぞ〜」
 
「……」
 
何度呼び掛けても起きないサソリの顔に手を添え、デイダラはそっと唇を重ねた。
 
「ふぅ…ん………」
 
デイダラがサソリの口内に舌を入れ、グチャグチャと音を立ててナカをかき混ぜてもサソリはまだ起きる気配はなかった。
 
「……ここまでやって起きないとなれば続きヤるしかねーな
起きねー旦那がわるいんだぜ…」
 
口角を上げ、黒い笑みを浮かべながらデイダラは、いそいそとサソリが纏っているパジャマを脱がし始めた。
 
「旦那ぁこれで最後だぞ〜
朝だよ〜」
 
サソリが目を覚まさないことを確認し、デイダラはサソリの鎖骨へと歯を立てた。
 
「っん…」
 
目を覚まさないサソリの様子を観察しながら、デイダラはサソリの胸の突起へと手を伸ばした
 
「ん……っは…んぁ!?
ちょっ…おまっ何し…ひぁっ…」
 
「あっ旦那オハヨ」
 
デイダラは手の動きを止めることなくサソリの方を見た
 
「デイッ……やめ……ん…」
 
「中々起きねー旦那が悪いんだぞ。」
 
「マジで……やめろっ」
 
サソリはデイダラの肩を押したり、後ろから彼の長い髪を引っ張り自分の上から退かそうとあがいた。
 
「………邪魔な手だなぁ…」
 
そう呟くとデイダラは、近くにあった制服のネクタイを手に取り、サソリの両腕を縛ろうと試みた
 
「ちょっ…やめろっ」
 
「おとなしくしろって」
 
しかしデイダラの試みをいち早く察知したサソリは、拘束から逃れようと腕をばたつかせた必死にその行動を阻止した
 
「はぁ………旦那ちょっと我慢しろよ…」
 
「えっ?……ひぐっ!!」
 
ため息を付きデイダラは突然サソリの白い首を両手で絞めだした。
 
「んっ…ぐぅ…」
 
苦しさのあまりデイダラの手をどかそうと、必然的に首の前に来るサソリの両腕。
それを見計らいデイダラは素早く両腕を掴み、そしてその腕をサソリの頭上で縛り上げてしまった。
 
「…ごほっ……て…てめぇ…何すんだよ…」
 
呼吸を整えながらデイダラを睨むサソリの目には、うっすらと涙が浮かんでいた。
 
「大丈夫だって終わったら解いてやるからなv
それに旦那も気持ち良くなれるんだし、悪い話しじゃないだろ?」
 
「ふざけ……あっ!!」
 
なんとも理不尽なデイダラの言葉に、怒りを露にするサソリだったが、それはデイダラの愛撫によりあっさり消え入ってしまった。
 
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