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春…………オイラは信じられない位ド田舎高校の入学式に出るため、片道3時間かけてこの学校にやってきた。
 
「あ〜………コンビニまで1時間…
なんもねぇなぁ…」
 
誰にいうでもなくポツリと呟き、山の奥にあるわりにはムダに設備の整った学校の門をくぐった。
 
なぜオイラが、こんなド田舎の高校に来ることになったかというと、なんか詳しいことはわかんねーけど、この学校一応国内屈指の進学校で、オイラの中学からは毎年指定校推薦で人を出さなければいけないらしい…
で今年はオイラが選ばれたというわけだ…
まぁ…いくら進学校といえど確かにここまで山奥だとみんな嫌がるわな…………
 
「おーい新入生!!早くしないと遅れるぞー」
 
どうして先生と呼ばれる生き物は、こうもウザイのだろうか…
そいつに言われオイラは足取りを早め、校舎へと入った。
 
 
 
 
入学式のあとオイラ達は教室で、寮に入るか入らないかを聞かれた
当然オイラは入る。片道3時間もかけて通えるわけがない…
2人部屋らしいけど、気が合わなかったらシカトすればいいだけだし
まぁなんとかなるかな。
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