TAROT

□What's TAROT
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タロットの歴史

神秘的な魅力を秘めたタロット占い。
この占いの発祥の地は、
エジプトともイタリアとも
中国、インドとも言われますが、
その謎はいまだ解明されていません。

一般的には古代エジプトで
宗教や哲学を背景として生まれ、
定着地を持たない
ジプシーたちを通して
ヨーロッパにもたらされたと
する説が有力なようです。

なぜならTAROTは

エジプト語で「王の道」
(Tar=「道」、Ro=「王」)

を意味するからです。
つまりタロットとは
「王の道」を切り開く、
生き方や方向性を差し示す
カードなのです。
(タロットは英語読みで、
正式発音はタロウ)

実際にタロットカードには、
エジプトの神々をモチーフにした
デザインもあり、
ポピュラーなカードとして
市販されています。

この他、ヘブライ起源説も有力で、
大アルカナの22枚が
ヘブライ語の22文字からなる
アルファベットに結びついていて、
さらにカバラ思想の
「生命の樹」の22の経路に
つながっているという
考え方もあります。

こうした研究は現在も数々の
タロット研究者、学者たちの間で
盛んに進められていますが、
いまだ確固とした説は
見つかっていません。

と言うのも、
タロットが14世紀以前から
存在していたことは確かなのですが、
14世紀以前のカードは
残っていないからです。

現存する最古のタロットカードは、
1392年に画家の
ジャックマン・グランゴヌールが、
フランス王国
シャルル六世のために描いた
3組の大アルカナカードで、
その一部はパリの国立図書館に
秘蔵されています。

いずれせよ、
タロットにまつわるこうした
多くの謎が、
かえってタロットの神秘性を
増していると言えるでしょう。




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