08/22の日記

21:52
今日のお題:灰を被った“芦毛の怪物”、覚醒。
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今日はなんだか久々にのんびりした日でした。
最近は割とそうしている気がするけど、なんかすごい久々だった。

朝起きて、いつも通りにシャワー浴びてから、今日は買い物がちょっと遅かったから、ゆったりしながら支度。

そのあと買い物行って、ちょっと遅めくらいの昼ごはんを食べて、それからジャンプの買いに出掛けて。
先週、シングレの新刊出てたことをここで思い出して、一緒に購入。

シングレはあれだね。
“白い稲妻”編の終了ってことですけども、ダメだったわ。
ずっと目頭熱くなってたし、なんならラストの方泣いてた。

有馬記念という、年末の大舞台に出られないメジロアルダンやサクラチヨノオー、出走を回避したヤエノムテキ。
自分の力量を考えて回避したヤエノムテキと違い、怪我によって出られないアルダンとチヨノオーに、「来年は出る。一緒にどうだ?」と発破をかけるヤエノムテキ。
ここだけでもうちょっとジン……としてました。
はえーよ、まだ12ページだぞ。

そこから、有馬記念の激闘。
注目株・スーパークリーク、ラストランと表明している“白い稲妻”タマモクロス、そのタマモクロスを目標とする“怪物”オグリキャップ、そしてそのオグリに発破をかけてまで自身の証明をしようとしているディクタストライカ。

出走からいきなりディクタストライカの流血、中盤の読み合いを捩じ伏せる最強・タマモクロスの早仕掛け、それを追うディクタストライカの末脚、“弾丸シュート”。

先行していたオグリキャップは、その威圧感を背負いながら思う。
生まれたときから脚が悪かった。
立って歩くだけでも奇跡だった。
母、カサマツの仲間たち、そしてタマモクロス。
様々な人たちのお陰で、今自分はここにいる。

自分が走る理由は。
自分が戦う相手とは。
その答えは、それこそ紛れもない、自分自身だった。

そうして至る、“領域”。
その名も“灰の怪物”(グレイファントム)。

アプリ版の固有ともまた違った、灰を被る怪物。
怪物のルビが“モンスター”じゃなくて“ファントム”なのがなかなかニクい。

超個人的な見解だけど、原作馬は“稀代のアイドルホース”と呼ばれた馬で、それこそ、雪景色の中、一直線に走る姿が映されるアプリ版の演出とも合わない、漫画的演出。
これ、“領域”第二段階とかありそうじゃね?

いや分かんないけど。
この有馬のレース中、タマモクロスがやったみたいに、“領域”のコントロールが多少できるようになったら、それこそ『“領域”の更に向こう側』とかで出そうじゃね?

シングレは史実馬のエピソードなんかも盛り込むそうだし、それこそ引退レースの復活劇とかさ。
それを描写するときに、“領域”超えとかするんじゃね?
分かんないけど。

それあったらめちゃくちゃ熱いよなあ。

そうして決着。
その年最後の大一番、有馬記念を制したのは、新たな境地に至ったオグリキャップ。
2着はラストランとしていたライバル、タマモクロス。
3位には二人の後塵を拝したスーパークリーク、四着には出走時のアクシデントが響いたディクタストライカ。

認め合うライバルたちの中、スーパークリークはただ一人、愕然とする。
レース最中、仕掛けどころと見ての動きが進路妨害とされ、失格となってしまった。
「自分の指示で勝ちを急がせた」と謝るトレーナーと共に、強くなることを誓うのだった。

この、ある種のドン底までいったスーパークリークの今後はめっちゃ気になる。
それこそ、調子も良いし脚だって残してるのに追いすがることもできない、それどころか勝負どころで気持ちが急いて、あまつさえ失格になってしまった。
これを経験したスーパークリークが、これから始まる“三強時代”でどう成長していくのか。
楽しみだなあ。

そうなんだよ。
この次からは“永世三強”編となるらしいですよ。
元ネタは単純に平成三強。
オグリキャップ、スーパークリーク、イナリワンの三頭の時代。
オグリキャップを主人公として描いているから、たぶんオグリの引退レースまでやるんだろうけど、どうなっていくんだろうな。
元ネタの主要なレースは再現するだろうけど、細かいところをどう描写していくのかが気になる。

でもきっと、オグリのラストランはめちゃくちゃ劇的にしてくれると思うよ。
だって、史実馬がもうすでに超劇的なラストなんだもん。
漫画か、ってくらい。

競馬はしばしばそういうドラマを魅せてくれるからね。
だから見ちゃうんだよな。

次は12月かぁ。
楽しみだなあ。


そんな感じで目頭にとんでもない爆撃をくらいながら、あとは動画流してFGOやってました。
超ぐでっとしてた。

それでもあんまり休まった感じがしないのは、暑さのせいだろうね。
まあ一時よりは過ごしやすいし、もうちょっとの辛抱だろうから、あまりぐだり過ぎずに過ごしたいです。
この分だと明日もぐでっとしてそうだけど。

やりたいことくらいはきっちりやって、日々に後悔が残らないように気を付けたいです。


そんな感じで。

書きながらひとしきり読み直して、目頭にジーンと来てる中、カバー下の『オグリVSタマモクロス』でひと笑いかっさらわれつつ、今日はここまで。

 
カテゴリ: 漫画:単行本

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