短め文
□何事もホドホドに
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喧嘩もしょっちゅうするけれど、とっても仲良しのナルトとサスケ。
今日も二人で晩ご飯。
本日はサスケの家で焼肉です。
「なぁサスケぇ次の肉まだぁ〜?」
「文句言うならお前も手伝え」
「え〜でもさっき手出すなって言ったのサスケのクセに」
机にアゴを置き、口を尖らせるナルト。
「アレはお前が悪い」
「なんでだってば!」
さっきまではパクパクと思いのままにお肉を食べられていたナルト。
でも、一度にあまりに多くのお肉をホットプレートの上に置くので。
自分のペースで食べたいサスケは、ナルトの分も焼いてやるから大人しくしててくれと、手を出さないよう注意したのです。
サスケはこだわり派。
少しずつお肉を乗せて、一枚一枚を好みの焼き加減にしていきます。
それにナルトが痺れを切らすのは時間の問題というもので。
最初の内は、サスケの焼いてくれたお肉に素直に美味しいと喜んでいたのですが。
やはり焼き加減云々よりも、量を食べたいナルトは段々と文句を言い始めます。
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