おみやげ


□おみやげ
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「大佐、おみやげです(^_^)」
研修先から戻ってきたハボックが小さな包みをポケットからガサゴソと取り出した。
「みやげ?私に?開けても?」
「ええ(^_^)」
もちろん!と必要以上にニコニコと笑うハボックに応えるように嬉しそうに頬を染めて包みを開ける。
箱の中に入っていたのは無機質でピンク色の大人の親指ほどの大きさの大人の玩具である。
しかし、ロイは首をひねりながら分からない様子だ。
「…これは何だ?」
「知らないんですか?知らないんですね?じゃあ使い方教えてあげますから(^o^)」
念を押すように聞くと、貪りつくようにロイにキスをしながら手早くシャツを剥ぎ取り、彼の躰中にキスを浴びせる。
「え?ちょっ…!!ハボッ…!あっ…!!」
シャツを手首まで脱がせて、腕の自由を利かなくするとベッドに組み敷いてぷっくりと勃起してきた乳首を口に含む。
「あ…ンンッ…は…!」
ロイの乳首はすでにかたくなって満足そうに喉を鳴らす。
「はっ…あ…ハボック…一体どうし…ンあっ!」
太腿から手を滑らせ、ロイ自身を弄られて堪らず喘ぐ。
器用に足でロイのズボンと下着を脱がすと乳首からつつぅーっと舌を這わせていき、ロイ自身にもチロチロと舌を這わせて舐めあげてやる。
「んんっ!…やぁっ!…」
「これね、こうやって使うんですよ…」
先ほどの玩具を敏感になっているロイ自身にあてがうとブゥン…と機械音がした。
「ひっ!!あ!あぁ〜!!」
今までに感じたことのない刺激にビクビクと躰をのけぞらせる。
ロイ自身からはちゅくちゅくと音を立てて蜜が溢れてきている。
「あぁ!!ハボ…ック…やめっ…ヒィッ!」
(スゲェ…ぞくぞくするぐらい艶っぽいよ。買ってきてよかったぁε=ヾ(*~▽~)ノ神様ありがとう〜♪)
ペロッと舌なめずりをして、ロイの窄まりにも舌を這わせる。
ガクガクと震える太腿を肩に担いでひくついているそこに舌をさし挿いれるとイヤイヤと首を振り狂ったように善がる。
前から止めどなく溢れる蜜がハボックの唾液と絡まり猥しい音が部屋中に響く。
「あっ!あぁっ!やめ…!ハボッ…んぁっ!」
「やめていいんスか?大佐のここ欲しがってひくひくしてますよ?それに舐めても舐めてもヌルついてきますよ?」
指でつんつんと入り口をもてあそぶ。
ハボックはわざと上官だと知らしめるように大佐とゆう言葉を使いロイの羞恥心を煽る。
紅潮した頬をさらに朱に染めながら快感に身をくねらせて腰を揺らす。
「…はっ…あっ…やめ…いで…っと…」
いつもならここで悪態をつかれるが、そんな余裕もないようだ。身を捩りながらキスをねだってくる。
「キスを…くれ…んぁンンッ…!」
チュッと軽いキスをロイの唇に落とす。
「今日のアンタめちゃくちゃ艶っぽくてオレの方がもたないッスよ…挿れますよ?」
「ん…」
荒く乱れた息遣いでこたえる。
前から滴り落ちる蜜とハボックの唾液でトロトロに解けているそこに自身をあてがうと一気に貫いた。
「あぅ…あぁ――っ!!」
「っ…うっ…」
(スゲッ…締まる…!)
ロイに玩具をあてがったまま中も掻きまわすとぐちゅぐちゅと猥しい音に混じってブィ〜ンンと響く無機質な機械音にまたそそられる。
「ぁあっ!…すご…!」
「ぃっ!あっ…イッ!…いくっ!…もっ、イクッ…!!」
「は…オレも…!中、熱く絡みついてきて、スゲ…ンッ!」
「あンッ!…あっ…いっ…!いくぅー!あぁーっ!!」
ロイの躰が激しく痙攣してガクガクと脱力した上に覆い被さるようにハボックも果てていった。

額に張り付いた黒髪をかき分けると瞼に軽くキスをする。
ピクンと反応して荒い息づかいのままロイが目をあけた。
「おみやげの使い方わかりました?でも、一人で使っちゃ駄目ですからね?」
「ん…」
うるうるした瞳でハボックの首に腕を絡ませると耳元で囁いた。
「ハボック…もっと…」
ロイの漆黒の瞳が妖しく揺らめく。
こうしてハボックの長い長い夜は更けていくのであった。

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