短文

□唖
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苦い涙をのみこんで







ぼくは







テーブルの上で












切り刻まれる












ぼくの心臓を












視ていることしか出来ない。












冷たい鋼鉄の椅子に縛られているあのこはもうすぐ真実を視る。









ぼくだって行きたい







楽園への切望は絶えない










たとえ其処には 無 が有っても

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