novel

□過去拍手文
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3zバレンタイン







今日はバレンタインデー・・・女子は、『だれにあげる?』『あの先輩がいい』などと嫌でもってうるさい話が入ってくる




「ねぇ神楽ちゃん!」

「姉御何アルカ?」

「今年は、誰にチョコあげるの?あ!!沖田さんでしょ!」

あまりにも直球だったため『ぶっ』とイチゴ牛乳を吹いてしまった

「なななななんであんなサド野郎にあげなくちゃいけないアルカ!!!///」

かなりの動揺・・・

「じゃあ誰に?」

「うっ・・///」

「ふふふっ神楽ちゃんがんばって!」

と、お妙は神楽の背中を押す
押された神楽は、沖田のいる屋上へと進んで行った


(ちゃんと渡せるかナ・・)





-屋上-

「うひゃ―!!寒っ!!・・・お!」

フェンスにもたれてアイマスク、膝掛け、マフラーと付けながらスヤスヤ寝ている沖田本人を見つけた

「サド〜起きロ〜」

近くに寄り沖田の体を揺さぶる
「〜〜〜ん・・・何でィ安眠妨害とはいい度胸じゃねぇかィ」

アイマスクを取り神楽をじっとみる

その整った顔に見つめられ不快にも顔が赤くなってしまう

「え〜と///これ渡し・・」

「に」と赤色のリボンで結ばれている可愛らしい箱を出そうとした瞬間・・・沖田の横にあるチョコが入ってると思われる箱が大きな紙袋に入っているのを見て…

「お!そのチョコくれんのかィ」
神楽の手に持っている箱を指差す

「・・・・沖田は、私のチョコなんかいらないアル・・・」

そう言い終わると神楽は、自分で作ったチョコを箱から取り出し、なんと口の中に入れてしまった
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