novel
□好きだから
2ページ/3ページ
八ァ八ァ・・・・
(もうどれぐらい走ったのだろう・・・・。というか、こ・・・・こどこネ・・・。)
辺りも暗くなっていく。それに神楽は、すごく不安になり、泣き出してしまった。
「うっうぅ・・・・・・・・・総悟ぉ・・・・」
「なんでさァ?」
「えっ!??」
神楽は、びっくりして後ろを振り向く。
そこには、息切れをしながら沖田が立っていた。
「なんで総悟がいるアル?!!」
「心配になって追いかけてきたのでさァ。」
「・・・・・・・それより、なんで団子屋の所で泣いてたのですかィ?」
神楽は、いっきに顔を赤くする。
「そ・・・・それは・・・・///」
「それは?」
沖田は、聞聞き返す。
「―――――//・・・・総悟が他の女の人といたからゴニョゴニョ・・・」
つまりは、嫉妬してたってことですかィ。
「神楽・・・・・。あれは姉上でィ。」
「え////」
ギュッ・・・・
「!///」
嫉妬していた神楽が愛おしくて、おもわず抱き寄せた。
「神楽ァ・・・可愛すぎでィ///」
さらに手を白く柔らかそうなほほへと・・・・そして顔を引き寄せる。
「ん///」
甘くとろけそうな優しいキス。沖田は、好きだ好きだと言うように激しくする。
「!ふぅ――っん・・・・・はぁ///」
神楽は、苦しくなりドンドンと叩いたため、離してやる。
今度は神楽から・・・・
「総悟・・・・大好きアル///」
「ん・・・。俺もだぜィ////」
そして力強く抱きしめる。
好きだから、アナタに嫉妬してしまうの....
好きだから。