novel
□好きだから
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沖田に嫉妬する神楽(激甘)
お団子屋で見てしまった。
総悟がとても綺麗な女の人と楽しく話しているところを・・・・。
「なんでアルカ・・・?」
なんで涙が・・・・・?そう言うと、一滴地面に落ちた。
総悟はその声に反応し、ふと後ろを見る。
「か、神楽?!!」
驚く総悟。
それもそのはず、神楽の涙が、青い瞳いっぱいにこぼれていたから。
「――――っ!」
神楽は、みられたことに気がつき走り出す。
「待て!!!!・・・・姉上すいやせん。ここで少し待っててくだせィ。」
ミツバは、ニコッと微笑み、
「総ちゃん。女の子は、大切にね。」
総悟は、コクンッと頷き、神楽が消えていった方へ走り出す。