短編集

□閑話 うぃーくぽいんと
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ウォルの歓迎会を終え、食器を片付けゴウに酒を飲まされ過ぎて酔い潰れたウォルを部屋につれていき、ロゼルはやっと自室に戻ってきた。

しかし、これから本来昼間やるべきであった書類仕事をしなければならない。
しかもゴウの分までだ。

ゴウは外では現場仕事ならバリバリ働くのだが、書類などの事務作業をあまり進んでやらずに一週間近くためてから一気にやろうとする。
そのため、書類の量は常に山になっていて、心情はさながら最終日まで宿題に手をつけていない子供だろう。

その度、「もっとマメにやるか…」と呟いているが実行されたためしがない。

しかも、書類の中には書かなければ報酬がもらえない物も多くあり、そうゆう物に限りゴウの分もロゼルはやっているのだ。

だが、自分の書類より多いのはどうかと思うのだが。
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